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ホテル神田橋

 宮崎交通がようやく産業再生機構の手を離れ自力再建への道を歩もうとしている、そんな最近の少し明るいニュースの中、残念なニュースが・・

昭和26年開業の大淀川河畔の老舗ホテルであるホテル神田橋が看板を下ろす(自主廃業)事が27日明らかになったようだ。(情報元:28日付宮崎日日新聞朝刊)

旅行のスタイルの変化、新規オープンしたビジネスホテルとの競合等よる売り上げの落ち込みが主な要因とか・・。
最近は夕食は外で食べて泊まって朝食だけというパターンが増え、客消費単価は低下(ピーク時の半分まで低下)、また和室中心の構成で人件費等がかさむ等、ニューズへの対応が遅れてしまったのも要因のようだ。

現代人は残念ながら夕日でも見てゆっくりホテルで過ごそういうなどというそんな余裕はないのだろう・・。

ホテル神田橋の前身は戦前、作家の志賀直哉、武者小路実篤が投宿して宮崎市の代表的な旅館だった「神田橋旅館」
戦後その名を引き継いで江渕栄氏が開業。
川端康成の小説「たまゆら」に取り上げられた観光スポットの大淀河畔にある。

ホテル神田橋は11月19日昼ですべての営業を終えるとの事。

たまゆら執筆中、夕日が綺麗と何日も当時の宮崎観光ホテルに延泊、川端康成も愛した橘公園あたりもいずれマンションだらけになってしまうのだろか・・。

 橘公園の夕日01


「たまゆら」/川端康成の一節より

 二人は川べりに立って夕映えのなかにつつまれて夕映えをながめた
 夕映えは大川の水面にもひろがって来ていた
 静かな水の色が夕映えのなかへふくらんで
 あたたかく溶け合っているようだった。

 橘公園の夕日02 

歴史あるホテルが一つなくなるのは本当に残念です。
当サイトもホテル神田橋さんのWebページよりリンク頂いておりました。
ありがとうございました。


 当サイト内関連ページ→橘公園

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